年々増加する外国人観光客がもたらすインバウンド需要の高まりや、2020年の東京オリンピック開催決定も後押しし、近年の観光業界はこれまでになく活気づいています。
多くの自治体や団体が地方創生や観光客誘致に力を入れて、様々なプロモーションを実施しています。地域の良さや素晴らしさを、「言葉」+「映像」で効果的かつ直感的にアピールしてみてはいかがでしょうか?
各地の観光競争が激化する中、地域の観光名所や名産物をテーマにしたPR動画がたくさん制作されています。さらに、その動画が旅行者の目に留まるように見せ方や媒体も多様化してきています。
今までになかった斬新な見せ方として注目度が増しているのが紙媒体+AR(拡張現実)での見せ方です。一例を挙げると、大手旅行会社のH.I.Sは「添乗員同行の旅impresso フランス・イギリス・ドイツ・中欧」というパンフレットに、スマートフォンをかざすとコースで巡る各地のドローンの空撮映像が再生されるという画期的なパンフレットを提供し話題を呼んでいます。[※1]
観光という体験を提供するサービスのPRに動画を駆使するというのはとても有効なアピール方法です。観光パンフレットに映像をプラスすることで、紙面では伝えきれない世界観やスケール感を出し、見た人の「行ってみたい!」という気持ちがより引き立つパンフレットになります。
[※1]HISニュースリリース(2015/09/14)より
2015年に訪日外国人旅行者数が1,974万人を突破し、政府も観光は成長戦略の大きな柱の一つと位置付け、2020年に4千万人、2030年に6千万人を目標人数として掲げています。
外国人観光客の増加で、まず問題として挙がるのが言葉や文化の違い。観光案内のパンフレットも限られた紙面上で様々な言語に対応するのはなかなか難しいものです。しかし、そこにARで情報をプラスするというちょっとした工夫で、日本語の分からない人にも分かりやすい内容にすることが可能です。
例えば、パンフレットにある地図。地図にスマートフォンをかざすと、実際の景色と同じ画面で道案内をしてくれる映像が流れれば、スマホを片手に画面の矢印どおりに進めば簡単にたどり着くことができます。これは地図が苦手な方にもうれしいサービスです。
他にも、多くの観光客が楽しみにしているけれど問題も多い食事。「どうやって食べるのか?」「宗教の違いから口にできない材料を使っていないか?」などの問題も、料理の写真にスマートフォンをかざすだけで、食材やレシピ情報、食べ方のレクチャー映像が出てくると、それを参考に安心して注文することができます。
こうしたムービーDMタイプのパンフレットやメニュー表を活用することで、きめ細かい「おもてなし」が可能になります。
観光に関する映像制作も専門の企業と提携して制作を承っています。
サービスサイトはこちら > 観光ムービードットコム